温泉宿情報 全国温泉クイズ
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クイズの内容
第61問 次は何温泉の説明でしょうか?A〜Cからお答えください。

この温泉は、瀧山(りゅうざん)の麓に位置し、通年、登山客やスキー客が訪れるリゾート地として知られています。温泉の開湯は1900年前、日本武尊(ヤマトタケル)の東征の際、従軍した吉備多賀由により発見されたと伝えられています。発見者にちなんで「多賀由温泉」と名付けられ、それが「高湯温泉」となり、現在の名称に変わりました。昔の温泉名(高湯)は、温泉街の高湯通りとして今も残っています。この通りには温泉宿やみやげもの店、共同浴場が並び、硫黄の独特の匂いが漂っています。泉質は強酸性の硫黄泉(石鹸が効かない)です。硫黄泉には、体内のタンパクを活性化させる働きがあり、体内水分量を増加させ、肌と血管を若返らせるとされています。皮膚病や美肌、胃腸病に特効があるとされ、昔から多くの湯治客に親しまれてきました。歌人・齋藤茂吉もその一人で、街には「霊泉」と刻まれた自筆の碑が立っています。

A:蔵王温泉 B:赤湯温泉 C:上山温泉